マンション一戸建て不動産の売却を伴う家財一式の運搬から倉庫保管サービスについて…
当社プレミアムストレージサービスには、ご自宅から家財一式を運び出し自社倉庫への保管まで〜、そして数ヶ月から数年の間、家財一式をお預かり後、ご新居までの運び入れ設置作業を一社で承るご相談が数多く寄せられます。
去年2021年は社会環境の変化もあり、都心部から、よりよい場所へ住み替えをされるお客様方の「家のお荷物全ての運搬(引越)と倉庫保管」をお手伝いさせていただくケースが多くなりました。
新しい生活様式がもたらす住まう環境への関心増
新たな生活様式では、外出自粛やステイホームが求められました。そしてそれに伴い、在宅勤務やリモートワークといった働き方の変化もございました。
その結果、通勤や通学の必要性は以前より少なくなりました。そして、多くの人達が重要視し始めたのが、新たな生活様式に合わせた暮らし方だったのではないでしょうか。
つまり「住まう環境」に対しての関心がより高まったことで、私どもがお取り扱いする住み替え引越をはじめ、建て替えやリフォームなどにより家財全てを、自社の倉庫でお預かりする機会が多くなりました。
例えば…
- 「今より広い住まいで快適なリモートワークをしたい。」
- 「暮らし方について真剣に考えるようになった。」
働き方だけではなく、価値観そのものの変化により、住み替えなどはじめとした「住まう環境の改善」をされるお客様方が数多くいました。
不動産物件の売却を伴う住み替えの増加
住み替えを伴う引越では「賃貸物件から賃貸物件へ」だけではございません。
マンションや一戸建てなど、家の売却をされて住み替えを行う方々も多数います。
当社が取り扱うサービスの一つ「荷物お預かり便」の最も多い運搬保管サービスの一つが、「不動産売却を伴う家財一式の運搬保管」と言っても過言ではございません。
そんなマンションや一戸建てなどの家を売却され、新天地に移住される方々は様々ですが、特に50~60代以上の年齢層のお客様方が多かったように思います。
2021年、当社が実行した「家財一式の運搬保管」サービスでは、以下のようなご事情のお客様が主でした。
- 都心部からより間取りが広く自然豊かな郊外一戸建てへの移住
- より願望の良い都心部の高層マンションへの住み替え
- 閑静な住宅地に建設された低層階レジデンスへの住み替え
そして「不動産の売却を伴う荷物の運搬保管」の理由では、前述したような、「よりよい環境への住み替え」が多かったように思いました。
しかし、色々調べてみると中には、転勤や生前贈与など…
未来の資産整理の準備として売却をされ「荷物お預かり便」をご利用された方々もいました。
今年、2022年にもマンション一戸建ての売却の需要は、高まっていくと思われます。
さて、不動産売却の際、ご自身が考えていたペースより売却が早くすすむケースがあると思います。
そのようなご状況下で「家の中にある家財道具一式をどこに預けようか?」と様々な業社をお探しになり、中々見つからず、大変お困りになり、最終的に当社にご相談を下さいますお客様方がいます。
このように不動産売却の際、家財一式を預けられる業者が、中々見つけられないのはなぜでしょうか?
大型・大量・高級…の家財の預け先が見つからない
家を売却する際は、荷物(家財)を片づけ、お部屋を空の状態にしておくことが基本になると思います。
購入者の購買意欲を上げるには、部屋を明るくきれいに見せた方が、より効果的です。
そして家の中を空にする為には、まず家財の行き先を選定する必要がございます。
例えば…
- 必要なモノ…運ぶ(移転先)・預ける
- 不要なモノ…売る・捨てる
しかし、売却時に起こる様々な準備や打ち合わせの中、計画的に荷物(家財)を片づけることが難しいのでないでしょうか。
特に、預けるケースのお客様はご苦労されるとお聴きしています。
- 新居がまだ決まっていない。
- 預ける期間が決まっていない。
- 大切な荷物(家財)が沢山ある。
- セカンドハウスの売却。
こういった局面では、大型家財の運搬を伴う為、まず引越業者様に保管をご相談される方も多いようです。
しかし引越業者様には、多くの場合、以下の取り扱い制限(条件)がございます。
- 新居(移転先)の住所が既に決まっている。
- 家財の保管期間が数週間である。(保管期間が短い。)
- 預かり専門ではない為、家財を預かれる保管倉庫を保有していない。
そうなると、次にご検討されるのが24時間出し入れ自由なレンタルスペース(コンテナやトランクルーム)などでしょうか。
しかし、家財一式となるとレンタルスペースなどでも様々な問題が出てきてしまいます。
- 輸送(配送)は、自分で別の業社を手配する必要がある。
- 大量・大型の家財が収納しきれない、若しくは、通路が狭く通らない。
- アンティーク家具など高価な家財があるため、自分で管理するのは難しい。
このように、不動産売却を伴う荷物の預け先は、中々ご苦労されるお客方が多いようです。
不動産売却を伴う際に発生する「運搬と保管」は、業社が1社で取り扱うのが難しい?
そもそも新居が決まっていない、若しくは、保管期間がきまっていない条件では、業社が中々見つからない理由がございます。
前述させていただいた、各業者様の目的は以下です。
引越(運送)業
目的:運ぶこと
できる保管→引越途中の一時保管
レンタルスペース
目的:貸すこと
できる保管→スペース貸し
倉庫業
目的:預かること
できる保管→基本全て対応
不動産売却時に発生しやすい、新居未定や保管期間が決まっていないお荷物をお預かりするという事は、目的が「預かること」に区分されます。
その為、預かる事を目的として倉庫業の免許を所持している「倉庫業者」しか取り扱えなくなってしまうのです。
引越業者様が行われる、運送途中の一時保管(輸送先が決まっている)に該当しないからです。
それぞれの特徴
(運送(引越)業)
引越業社様は運送保険に加入しており、その範疇での補償となる場合が多いようです。(補償内容は各業社様により違いますのでご確認ください。)
(賃貸業)
レンタルスペース(トランクルームやコンテナなど)は、「貸すこと」を目的としていますので、お荷物の管理は全てお客様にて行う必要がございます。
(倉庫業)
倉庫業社は「預かること」を目的としているため、保管期間中に起きた汚損・毀損についても責任を持ちます。その為の保険等にも入っています。(補償内容は各業社様により違いますのでご確認ください。)しかし、配送はご自身で手配しなければいけないケースが多いです。
上記のように、マンション一戸建てなどの不動産売却を伴う際に、発生しやすい家財一式のお預かりは、業法(法律)的にも、運搬と保管を「同時に行うことが非常に難しい条件」なのです。
急きょ物件が売れるケースも多々ある
前述したように、荷物の行き先を決め(売る・捨てる・運ぶ・預ける)家財一式に対する全ての手配が終わり、そこから売却を計画的に行うというお客様は稀です。
売却する際の様々な手続きに時間をとられて奔走している間に、実際は、家財一式が部屋に置かれた状態、つまり、住んでいる状態でマンションや一戸建ての売却先が決まってしまうことも、都心部一等地では、本当によくございます。
そして「○日以内に家を空にしてください。」ということも、しばしあるとお聴きいたします。
このように、時間的な期限まで定められてしまった場合、大量・大型・高級などを含めた家財一式の「売る・捨てる・運ぶ・預ける」をご自身で手配されるのは、体力的にも精神的にも、とても大変な作業となってしまいます。
当社に、家の売却を伴う運搬保管のご相談を下さいますお客様は、以上のようなご状況下の中、家財一式(荷物)のお取り扱いに大変お困りになられた方々もいます。
その中には、業社も手段も見つからず、切羽詰まった状況でお問い合わせをいただいたお客様もいます。
家の売却時に行った運搬~倉庫保管二つの実例
以下にプレミアムストレージサービスで行った「二つの実例」をご紹介いたします。
- 実際のサービスご利用例(※)…現在まで数年間、家財一式をお預かりしています。※写真はイメージ
- ご利用いただきましたお客様記念写真とコメント
実際のサービスご利用例(一戸建て売却時)
1日目
お客様より問い合わせ
売却先が思ったより早く決まり、7日以内に世田谷区の一戸建て丸ごと空にする必要があります。 一週間以内に荷物全ての運搬から倉庫への預け入れまで、なんとか可能でしょうか…
2日目
プランナーによる現地調査とお見積り
プランナーがお客様宅へ訪問いたします。
運び出しや運び入れの条件や、お客様一人ひとりのご要望を詳しくお聴かせいただきました。
緊急の場合はビデオトーク(スマホテレビ電話)で詳細をお聴きし、お見積りいたします。
お運びするお荷物・保管するお荷物の量や内容を調査の上、お客様に最適なプランを作成し、ご提案差し上げました。
3~4日目
梱包と運び出し~自社倉庫への保管
3トントラック4台分の家財一式を取り扱いました。 まず、大量の小物の箱詰めを行い、家具の梱包作業を行います。 長期保管用に梱包された荷物を運び出し、自社トラックに積載していきました。
自社保管倉庫に家具一式を載せトラック4台分が到着いたしました。その後、家具一式を専用の保管ラックに格納していきました。
6~7日目
買い取り品と不用品の運び出し~ハウスクリーニング
不要になった新しい家具等は、一部買い取りをさせていただきました。その後、空っぽになった物件のハウスクリーニングもご希望であったため、スタッフが実行させていただきました。
上記のお客様は2022年1月現在まで4年半の間、家財一式を自社保管倉庫にてお預かりさせていただいています。
ご利用いただきましたお客様記念写真とコメント( マンション売却時)
Uさまより、お問合せをいただきました。
こんにちは。主人の海外単身赴任が決まった為、今より広さを抑えた部屋に引越をいたします。その際に、荷物の保管と買い取り、処分、引越をお願いできますでしょうか。
プランナーの現地調査から、スタッフの現場サービスまで、スタッフ一丸となりサービスを実行させていただきました。(写真は、実際にお預かりしたお荷物です。)
無事に現場サービスが完了し、最後にお客様とスタッフで一緒に記念撮影をさせていただきました。
〔スタッフ一同よりコメント〕
Uさま、この度は色々とお気遣い下さいまして、本当にありがとうございました。
必要な時は、何時でもご連絡くださいませ。心より、お待ちしております。
〔後日届いたメール〕
お世話になっております。
先日は、とても段取りの良いスピーディでプロフェッショナルな引っ越しをありがとうございました。
引っ越しも、倉庫も、買取も、すべてワンストップでできるのは素晴らしいですね。
引っ越し先の現場を事前に見に行ってくださったり、引っ越し元でも午前中しか時間が無いなどの制限があり、見えないご苦労があったのだと思います。
ソファもドアから出ないと分かっている状況下でしたが、臨機応変に足を外していただき無事に搬出できたことに感謝です。
すごーく早く引っ越しも終わり、大切にしている食器も一枚も割れることことなくホッとしています。
今までの引っ越し屋さんではここまでの対応ができませんでした。本当に助かりました。
皆様の連携がとてもプロなのに、丁寧で何やら楽しげな様子すらあり、私も楽しく引っ越しをすることができました。
写真もその様子を物語っていますね。改めて感謝申し上げます。また引っ越しの際にはよろしくお願いいたします。
コメントは遠慮なくWebに掲載してくださいね。まずはお礼まで。
お気軽にご相談ください
実例①のような急遽(きゅうきょ)の案件は、その時の状況次第となり、ご相談全てに対応できるものではございません。
しかし、お客様一人ひとりの立場状況をお聴きした上で、最も良い解決方法となるプランニングを当社プランナーがご提案させていただきます。
その内容をプランナーから受けたバックヤードの管理スタッフ、そして、実際に作業を行う現場スタッフまでチーム一丸となって、お客様の生活向上実現を叶えるために、「作業ではないサービス」をご提供いたします。
私どもプレミアムストレージサービスに、どうぞお気軽にご相談くださいませ。