一戸建て建設中に伴うタイムラグ！倉庫保管と搬出入のお悩みを解決した複数日工程の引越プロジェクト｜倉庫保管～新居搬入編

倉庫内の保管作業ってどうやって行ってるの？

さて3日工程に及ぶ搬出の際に実施した倉庫保管の作業では、以下のようなことに気を付けて保管ラックへの格納作業を行いました。

アンティーク調の木製家具は形が特殊だったり、土台が細く弱かったりいたします。

そのため、保管ラックに格納する時には重ね合わせるモノの順番など…細心の注意をいたしました。

ソファは型崩れがしないように梱包したうえで平置きをして、その上には柔らかい素材のクッションと布団だけを置いて格納をいたしました。

縦置きにして（正位置でなく）保管した場合は、型崩れや転倒のリスクがあるためです。

ご新居の下見（階段の手すりがポイント？）

模型（ジオラマ）で確認していたイメージ通り階段の幅は広めで天井部も高いので、大型家具の階段搬入はできる状況でした。

さらにKさまの機転で、より安全が担保されました。

それは、施工業者に階段の手すりを取り付ける作業を大物家具の搬入後にご手配いただけたことです。

一戸建ての搬入では、階段の手すり部分の出っ張りが原因となり搬入困難になるケースが大変多いです。

階段の手すりがないだけで家具もより安全に搬入できますし、建物損傷の可能性も低くなります。

その他様々な寸法を測っていきましたが、玄関も広くロープで吊り上げる必要性はなさそうでした。

ただし外構の完成前に搬入となることがわかり、トラックから玄関までの通路では足場の悪さに注意する必要がありました。

搬入プランは2日工程

荷物の総量と作業内容などを考慮して、ご新築一戸建てへの搬入作業は2日工程のプランになりました。（ただし前日に職場に仮置きした荷物の引取り有り）

搬入プランのポイントは「 搬入作業初日から新居で生活される。」でした。

1日目の作業で7割ほどの荷物を搬入するプランとなりました。

ご新築一戸建てへ搬入を実施

メンバー間の打ち合わせを終え、養生施工を実施して搬入作業を開始いたします。

先ずダンボールが大量にあったため作業リーダーは「各部屋の収納エリアに置ききれるか？」気になっていたそうです。

しかし各お部屋にゆとりがあったこと、ご親族の方が荷解きのお手伝いに来られていたことで、ダンボールの開梱作業がどんどん進み置き場所に困ることは全くありませんでした。

搬入作業の様子

前もって下見をしていた通り外構は、まだ完成していません。

慎重に作業を進めていきました。

手すりが外されている階段の幅には余裕がありましたが、家具が大きいため搬入時には気を緩めることはできません。

ワインセラーなどの重量物にはベルトを巻いてより安全に運びました。

巨大なロルフベンツコーナーソファのパーツは、特にゆっくりと旋回しながら安全に運び入れます。

大きなベッドマットは4人がかりで3階の寝室に運び入れます。

たくさんあるお洋服も一着ずつ丁寧に、クローゼットに掛け移していきました。

設置と微調整で生活の立ち上げを意識

家具のセッティングについては、慎重に進めていきました。

それは、一度置いてしまうと動かせない家具がたくさんあるからです。

大まかな家具の配置をあらかじめ伺い、いったん大型の家具類は仮置きします。

その後、作業終盤でKさまと一緒に細かい位置決めをしていきました。

確認をしてからも微妙な調整を繰り返し行いました。

この最終局面で私どもが意識するのは「生活の速やかな立ち上がり」です。

様々な附帯サービス

今回のプロジェクトでは、様々な附帯サービスのご希望がありました。

簡単に整理いたします。

当社では、搬出入時の手作業による吊り、倉庫内での家具クリーニングやリペアなども承れます。

数ヶ月のロングプロジェクト無事に完了

2日目は、主にダンボール類の運び入れです。

気になるものは念のためKさまに確認をとりながら、一つひとつ丁寧にご指定の置き場所へ設置していきました。

初日に組立て設置が完了したロルフベンツコーナーソファには「ワンちゃんの定位置なのでしょうか？」のんびりとくつろいでいました。

こうして無事に数ヶ月に及ぶ倉庫保管と、複数日工程の引越プロジェクトが完了いたしました。

最後に、ご新居で記念写真の撮影をさせていただきました。

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