DV・ストーカー対策の秘匿的住居移転|保管倉庫を中継し安全に引越
神奈川県にお住まいの女性のお客様から、深刻なご相談がございました。
ストーカー被害にあって、今すぐに引越ししたいんですけど、また家が知られたら…という恐怖があります。相手に悟られないように引越し準備をすすめたいです。個人情報が漏れることが心配です…
ストーカーやDVを伴う人間関係にまつわるご相談は、数多く寄せられます。
こうした深刻なトラブルの場合、日中の引越しができないなど、条件が限られ、ほとんどの引越業者に断られてしまうケースが多いようです。
各お客様は、藁にもすがる思いでお電話をかけていただいているとご想像いたします…
お客様と入念に打ち合わせのうえ提案される引越保管
そのようなご相談に対応する私どもスタッフは…ベストな解決方法を探るため、各お客様の生活スタイルやストーカーの動向まで事細かにお話を伺います。一番大切なことは、身の安全の確保です。
お客様自身やお子様の安全を担保したうえ、安心して、安全に引越しをしていただくこと。当社ができる手段である引越や荷物預かりなどをご提案差し上げ、お客様の不安をひとつひとつ取り除いていきます。
そして、数回のお電話でのやり取りを経て、当日の作業実行を迎えます。
ご相談いただきましたお客様は
時間は深夜2時の開始…
なぜこの時間なのか?
その日、お客様にはいつも通りの生活をしていただきました。その時も、もしかしたらストーカーにつけられていたかもしれません。
日頃就寝される0時ごろには部屋の照明を消し、お約束の時間(2:00)を待っていただきました。ここまで、お客様が引越しをするような素振りは一切ございません。
この時もしも加害者に、部屋の様子を観察されているとしたら、いつもと同じ時刻に就寝した様に見せ、加害者がいなくなった後に作業を実行する必要がございました。
様々な可能性を考えた徹底的な引越プランニング
事前に引越しすることを悟られないよう、ダンボールは当日に持ち込み、当社のスタッフもお手伝いして箱詰めから行なうことになりました。
いつも以上に周りの様子に目を注意を払い、お荷物を搬出し積み込み完了。
行き先は、当社大型保管庫です。
万一トラックの行方を尾行される可能性を考え、あえてそのまま転居先に運ぶことを避けます。あらゆる可能性を想定し、安全を第一に考え、お荷物は一旦当社の自社倉庫でお預かりし、その間ご本人様はご実家に退避されることになりました。
倉庫では、当社スタッフが管理、24時間セキュリティシステムも完備しています。一般のトランクルームとは違い、外部の方が立ち入りできませんので、自社倉庫までくれば、お荷物の行き先が知られてしまう心配はございません。
自社倉庫経由で安心の引越
数日後、念のため、運び出し時とは別のトラックに荷物を載せて、転居先に向かいました。
倉庫に保管して一定の期間を経過後、無事お荷物をお届けし、お客様の安堵した表情が見られました。
スタッフ一同より
今回は、ストーカー被害にお悩みのお客様の引越しを一例にさせていただきました。今現在そういったトラブルで引越しの手配にお悩みの方はもちろん、ご家族様やご友人様でお困りの方がいらっしゃいましたら、一度当社にご相談ください。「避難的引越サービス」が、あなたさまのお役に立てるかもしれません。